ーお客様の声ー

「娘に「本当にありがとう」を伝えたい」

藤崎 葵 さん(20代後半・女性)(仮名)

想いをつむいだ日:2020/12/14

代筆を依頼しようと思ったのはなぜですか?

日々の育児に忙殺されて日記を書く時間がなく、出産の思い出は胸の内にしまって、少し忘れかけていました。出産から暫く時間は経ったけれども、やはり形に残したいと思っていたところ、インタビューなら、その時の想いや周りの人からかけてもらった言葉を思い出しやすそうなので、いいなと思いました。

代筆者にお話してみていかがでしたか?

はじめは内容も時系列もめちゃくちゃに話をしてしまいましたが、「なぜ、そうしようと思っていたのですか?」「旦那さんは、その時どんな表情をしていましたか?」など、ヒアリングで自分の記憶を掘り起こしてもらいました。その時、そうだったなぁ、と感情が蘇って、涙も出ました。
また、いろいろな面からインタビューしてもらえたことで、周りの人の支えがあって出産ができたのだと気づくこともできました。授乳しながら、落ち着いてゆっくり話ができたことも良かったです。

お手紙・エッセイを受け取ったときの印象は?

自分の記憶からの物語なのに、小説を読んでいるかのような、不思議な気分になりました。すぐに主人にも読んでもらいました。立ち会い出産が叶わなかったので、病院に送り届けた後でどんなドラマがあったのか、楽しんで読んでくれました。感情や情景だけでなく音や感じた風なども鮮やかに素適な文章として形に残り、とても感謝しています。

便箋は、ほっこりする可愛らしいデザインの絵柄♡ 大切な贈り物として届けてもらって、嬉しかったです。へその緒や出産祝のメッセージを保管する小箱に、一緒に保管しています。また第二子が生まれる時には、この便箋にお手紙を書こうと思いました。

これから、どんなときに読みたいですか?

娘の誕生日、また家族が増えるとき、育児に疲れてしまったときなどに読もうと思います。また、大切な家族や友人にも読んでもらいたいです。
文字が読めるようになった頃、娘に渡そうと思います。あなたはこうして生まれたんだよ、家族になれて一緒にいられて幸せだよ、本当にありがとう、と改めて伝えたいです。